令和元年度 自己評価 評価報告書

自己評価の総合的な評価結果

富士調理技術専門学校は、学校法人旭学園がキリスト教主義教育を基調として運営する専修学校である。昭和23年4月1日、富士市岩本山の麓に先代の理事長望月きくゑが地域住民の体位向上のために始めた料理教室が昭和37年2月「富士栄養料理学校」として県より認可され、企業の福利厚生や市の生涯学習教育などを経て昭和39年10月1日調理師養成施設の指定、続いて45年10月13日に学校法人の認可を受けた歴史のある専修学校である。1年制の専門課程調理師科と昭和57年2月には、東海大学付属望星高等学校と連携することによる、高等課程 調理師科が設置され、日本で初めての技能連携教育の施設として文部大臣より認定された。

高等課程 調理師科は技能連携制度を活かして連携科目と普通教科を3年間学習し、高校卒業と専門学校を同時に卒業し調理師国家資格を取得する。全日制スタイルで入学から卒業までの、すべての教育活動を本学園内で学べる究極の技能連携とも言える。
東海大学付属望星高等学校との二人三脚による勉学、生活両面からの指導効果も高く、また少人数制のため担任のメンタル面におけるケア効果が高い。
平成26年度の県私学振興課の立ち入り実態調査の際には、全体的に入学者の評定が高いとの評価をいただいた。
入学当初から志は高く希望通り夢の第一歩を踏み出した者、また本校に入学後に将来の夢を見いだした者など皆、立派に巣立った。

専門課程 調理師科は、1年制で和、洋、中にスイーツを取り入れ、1年を通して必要な知識と技術をバランスよく学ぶことができる。食のスペシャリストを数多く輩出しており、資格を取得した卒業生は国内外のレストラン・ホテル・給食施設、船上調理師等、様々な食の世界で活躍している。日本料理がユネスコの世界文化遺産に登録されたこともあり、卒業後、「日本料理海外普及人材育成事業」の認可を受け、実習中の留学生もいる。
姉妹校と提携先はフランス、イタリア、韓国、中国他 世界各国にあり充実している。
本校は、「就職を希望する」生徒、学生の希望を叶えるように全力でサポートしている。令和元年度も就職に関して職員の底力が発揮された年とも言える。隠された無限の可能性を最大限に引き出し、そして実現に導く真のサポートに努めた成果であると考えている。また、専門課程、高等課程とも夏季、春季の休みを利用して自ら東京、京都など多方面の企業に入寮しインターンシップに励む生徒・学生が更に増えて本年度の目標は達成されたと考えている。
本学園は、駅から少し離れた場所に位置するが豊かな環境の中、スクールバス、駐車場などが完備されている。バス利用者も増加傾向にあり、富士市をイメージしたラッピングバスを運行している。
教育環境整備の一環として生徒・学生の要望に応えて令和元年5月中旬には各普通教室に冷暖房を設置した。

富士・富士宮に唯一の調理師養成施設である旭学園は地域社会に支えられ、地の食を担ってきた。今後も、職業専門教育の中で社会のニーズに答えられる調理師養成を目指し、地域の発展に役立ちたいと願っている。

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